【中国】KADOKAWA、訪日客向けSIMカード発売09月15日 17時37分

「角川書店」などのブランドで知られる出版大手、KADOKAWA(東京都千代田区)のグループ会社で、出版事業などを手掛ける香港角川は広州市で今月、中国本土から日本を訪れる観光客向けの携帯電話用SIMカード「J Walker SIM」の発売を開始した。

 

 



 



観光客は香港角川が販売するプリペイド式のSIMカードを購入すると、日本の空港に到着後、中国で使用している携帯電話のSIMカードを交換するだけで、日本でインターネットに接続することができる。第4世代移動通信システム(4G)端末にも対応しており、アプリを利用すれば通話することも可能だ。

 


香港角川の居駒昭太董事長によると、KADOKAWAグループは将来的に訪日観光客向け情報サイトを立ち上げ、香港角川のSIMカードを利用する観光客にアクセスしてもらう環境を整える計画があるという。居駒董事長は「SIMカードを媒介としてKADOKAWAのコンテンツに触れてもらう機会を増やしていきたい」と意気込みを語った。


 
香港では本土に先駆けて先月から同SIMカードの発売を開始。本土と同様に訪日観光客が増加している香港でも販売の拡大を目指す。香港角川は日本情報を紹介する雑誌「HongkongWalker」を香港で出版しており、順調に売り上げを伸ばしている。こうした「Walker」ブランドの知名度も香港でのSIMカード販売の追い風になっているという。



香港角川は今月11日から13日に広州市で開催された旅行博「中国(広東)国際旅游産業博覧会(CITIE2015)」に初めて出展。来場者にSIMカードの発売開始をPRした。同旅行博には日本の7つの自治体と旅行会社など6社が参加。それぞれ中国人観光客の誘致拡大を図った。

 



<広東>

Record Chinaより